損切貧乏の原因と対策

この記事は、下記の悩みを持つ個人投資家向けに書きました。

こんな悩みを解決

  • すぐに損切りしてしまい思うように利益が出ない
  • 損切りばかりしていて本当に上手くいくのか不安
  • 損切りした後、エントリー方向に戻る

記事を読むことで、どうして損切り貧乏になるのか明快な理由と、損切り貧乏にならないための具体的な対策が分かります。

損切り貧乏は、投資家のレベルごとに理由と対策が変わってきます。

それぞれについてアドバイスしないとトータルで利益を出せるレベルには達成できないし、仮に達成できていたとしても、モヤモヤと納得できない感じでトレードすることになるでしょう。

ウェブ記事や書籍を読んでいると、損切り貧乏になる原因が抽象的で分かりづらい内容ばかりで、具体的な対策について書かれているものは皆無でした。

これは、書いてる本人が実践・勉強不足なのか、セミナーなどへの誘導目的なので具体的な対策について書いていない、もしくは煙に巻くような内容になっているのだと思います。

私は、主としてアウトプットのためにブログを書いているので、そういったしがらみはなく自由に記事を書けます(笑)

ちなみに、私の過去の取引(すべて公開しています)を見ていただければ分かるのですが、損切り貧乏の経験を得て、それを乗り越えてきました。

損切り貧乏だった頃の実績

【証拠画像】2018年12月までの株式投資の実績(4ヵ月ごとに更新)

その経験と研究成果に基づいて解説していきますね。

初心者レベルの原因

初心者レベルのトレーダーがトレードで損切り貧乏になっている原因は、手法自体に優位性がない、もしくは手法が確立できてないパターンです。

投資手法について、あれこれ手を出したり、勉強中でやり方がはっきりと決まっていないのに、なんとなくマーケットに参加している状態です。

手法がしっかりとしてないので、損切り位置も把握できていないから、損切り貧乏になって当然です。

手法が定かでない初心者とはいえ、なんとか損切りしているだけ偉いところですが、このままでは上手くいきません。

関連記事【株式投資】ダウ理論を使った損切り方法【初心者でも大丈夫】

対策

まずは、一つの投資手法に絞って、エントリー・損切り位置・利益確定の位置をしっかりと理解したうえで、最小単位でマーケットに参加するといいです。

投資手法は、理論的に再現性の高いもの選び、過去何度も似たような場面が出現して、その通りエントリーしたら、トータルで利益が出せるようなやり方を選びます。

はじめは、たくさんのことを学びたいと思うのですが、一つの単純なやり方からスタートするといいですよ。

過去の私もそうだったのですが、恐らく、文章でエントリー・損切り位置・利益確定が大事と言われてもピンとこない人がほとんどなので動画で重要性について解説しましたので参考になればと思います。

脱初心者目前レベルの原因

脱初心者目前レベルとは、過去の分析から優位性のある方法を見つけ出したり、色んな手法を学んだ中から自分に合いそうなものをピックアップできた状態です。

再現性のあるやり方で、そこそこ利益はとれるけど、損切りが上手くいかず、損切りした後に、エントリーしてた方向へ動くことも多いと思います。

また、損小利大を目指したいけど、どうしても損切りの位置がはっきりしてないかもしれません。

原因は、資産に対するリスクの把握ができてないこととエントリー後の値動きに翻弄されてしまうからです。

これは、人から学んで知識レベルで実践しているときに起こりやすいんですね。

対策

まず、リスクの把握は、すぐにできるようになります。

ギャンブル理論の応用となりますが、トレードで一回の資産で失くすと挽回しづらくなる割合は2%です。

基本的なリスクは、この2%としますが、自分の性格に合わせて少し多くしたり、少なくすることも可能です。

では、総資金300万円でリスクを2%にした場合のマーケットで許容できるリスクの計算をしてみましょう。

この場合、1回の取引でとれるリスクは6万円(300万×2%)となります。

では、現在、1500円の銘柄があって、例えば、あなたの手法での損切り位置が1400円だったとすると、100円の幅があります。

そうすると、6万÷100円=600となり、600株ならリスクの許容範囲内というわけですね。

あなたの手法が本当に優位性があるとするなら、ポジションのサイズを調整することで、均一のリスクをとることになりトータルで利益が出せるはずです。

これで、損小利大の損小の部分が解決でき、損切り自体には問題がなくなるので、損切り貧乏になった場合は、利益確定の位置など手法自体に問題があることになります。

次に、学んだ手法自体には優位性があるが、損切り位置がなんとなく不安定だったり、値動きに翻弄されて、損切り位置まで待てずに損切りしてしまうパターンです。

これは、投資システムが不安定であることが前提なのがもちろんなのですが、値動きというのは、下がりそうで上がったり、上がりそうで下がったりすることが多いです。

こういった人は、たいてい、エントリーの位置が悪いのではないか?と考えてしまいます。

しかし、基本を学んでいる人なら、エントリー位置の優位性なんて、そんなに変わりません。

つまり、反省すべき点は、損切りポイントの位置とエントリー後の値動きです。

特に、自分のエントリーポイントが決まっているときは、その後の値動きを過去のチャートで確認するといいでしょう。

そうすると、今回は、まだ我慢できるとか、今回は、危ないから損切り位置より早いけど、一度撤退しておこうなど、的確な判断ができるようになるのです。

こういった値動きは、過去のチャートを何度も見て研究するのもいいですが、その基本となる動きを把握してから研究すると効率的に値動きを把握しやすくなります。

私の場合、値動きの基本をエリオット波動で解析しています。

値動きを完全把握することは、不可能ですが、ガイダンス的なものがあったほうが、圧倒的に検証効率が高かったのは確かでした。

エリオット波動の基本は、下記の記事で学べるので参考にしていただければと思います(本質が分かれば基本だけでOK)。

関連記事エリオット波動が学べる記事一覧

あと少しでトータルで利益を出せるレベルのトレーダーの原因と対策

エントリーポイントもまあまあ良くて、利益が伸びるときは伸びるけど、いまいち損切りが上手くいかない、損切りが上手くいけば、トータルでプラスに持っていくことができるレベルの人の原因をお話しします。

この原因は、主にメンタルであり、投資手法を実行して効力を発揮させる実効力の問題です。

つまり、今やっている投資手法があなたの性格にあっていないと頭では分かっていてもメンタルがきつくて実行できない可能性があるということです。

例えば、順張りのエントリーは、エントリーは簡単ですが、利益を出すのが難しいやり方です。

逆行したとき、一日で大きく損失が膨らむので、リスクの計算ができていても、またかよって具合でイライラするかもしれませんし、人によっては、なんとも思わないかもしれません。

逆に、逆張りは、エントリーは心理的抵抗がありますが、利益を出すのは易しいです。

ただ、順張りより効率性がいいとは言えません。

このように、手法によってメリット・デメリットがあり、どれをとっても極めて稼いでいる人はいるので、結局自分に合う手法を選ぶことが大事です。

自分の性格と手法がマッチしていれば、損切りが抵抗なくできるので、メンタルがブレず、手法通りに実行できるようになり損切り貧乏を防ぐことができるのですね。

私の場合は、逆張りの分割売買を使っています。

一発必中のトレードは、損切りが多くなり、資金効率はいいけど、私の性格に合わないからです。

しかし、分割売買は損切りが少なくなるが見切りをつけるのがやや難しいのと建玉の練習をしなければ大きな損失につながるデメリットもあります。

逆張りの分割売買は利益を上げるのは易しいけど、エントリーに抵抗を持つ人が多いのと流布本や億トレーダーと見られるインフルエンサーから否定されていることが多いので潜在的にこの手法をとる人は少ないのですが(汗)

プロと呼ばれる相場師やすべてではないですが中期売買を主とする機関投資家は当たり前に取り入れているんですね。

少し脱線しましたが今回は以上です。

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