株で底値売りを避ける方法

この記事は、下記の悩みを持つ個人投資家向けに書きました。

  • 持っている株の含み損に耐え切れず、売ったら底値だった
  • 空売りしたら底値でそこから大きな上昇トレンドに転換した

記事を読むことで、底値で売らない考え方と対策が分かります。

私も底値売りは、空売り・投げ売りともに経験してきました。

その経験から考えて実践している方法を書きましたので、ご参考いただければ幸いです。

底値売りには2種類ある

空売りをやる人はもちろん、やらない人でも、市場心理を理解するため、底値で売ってしまう2種類のパターンを把握しておくといいでしょう。

一つは、現物株を底値で売ってしまう投げ売りです。

もう一つは、底値で空売りを入れてしまう場合です。

この2つは、逃げと攻めで性質が違い、それぞれ対策がありますので、それを解説していきますね。

現物株を底値で投げ売りする人の対処法

底値で投げ売りする人は、短期を含めると100%下落トレンドで株を保有していることになります。

株式投資の王道は、上昇トレンドで買い、下落トレンドで売ることです。

つまり、そもそも下落トレンドで株を保有していることはおかしいのです。

もちろん、長期投資の場合は、下落トレンドでも保有していることがありますが、長期投資は、会社の価値に投資しているわけであり、チャートの動きとは関係なく保有しているわけですから、企業価値が変わらないのであれば、底値で買えた喜びがあっても売ってしまった悲しみはないでしょう。

現物株の投げ売りの対処法は、簡単で、単純にもっと早く手放せばいいのです。

そして、早く手放すことができるようになるには、チャートでトレンドと転換点を把握できるようにすることです。

トレンドを把握することができれば、下落トレンドで株を保有していることがなくなります。

トレンドの把握は、以下の記事が参考になると思いますので、よかったらご参考ください。

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また、含み益が出てたのに、まだ上がるのではないかと思って保有していて下がった後、含み損になり、売ったら底であることが多い人は、しばらくは今の上昇に戻ってこないだろうポイントを把握できるようにするため、トレンドの転換点について勉強するといいですよ。

転換点の見極め方については、noteに書きましたのでご参考いただければと思います。

note記事

【株式投資】私が使っているトレンド転換を見極める方法【本質論】

底で空売りを入れてしまう人の対策

底で空売りしてしまう人は、恐らくブレイクアウトのフェイクに引っかかってしまった人です。

ブレイクアウトのフェイクは、主に底練りからもう一段下がりそうな動きをする場合に起こります。

そういうところは、大概、株価がかなり下がってきた位置ですが、セリングクライマックスが起きるような形で出現するので、ついつい空売りを入れてしまうんですね。

そういう人は、水平線のブレイクアウトの罠とタートルスープやタートルスーププラスワンについて学ぶとエントリーを避けられるようになるでしょう。

水平線のブレイクアウトの罠

水平線のブレイクアウトは、底値のサポートラインを割ったところです(売り方からすればレジスタンスラインになりますが)。

ブレイクアウトの解説

実は、ブレイクアウトの時点では、小波動ベースの終わりの場合が多いんですね。

ブレイクアウトの中の波動の解説

そうすると、一旦は、跳ね返ってくる可能性が高いのです。

もちろん、5波がセリングクライマックスとか日経の暴落につられて伸びることがありますが、まれと考えた方がよいでしょう。

少なくとも、一発エントリーの場合は、そういうリスクを避けて下図のような動きでエントリーを検討した方がいいでしょう。

ブレイクアウト後のエントリーポイント

これは、基本ですが、新たな小波動の値幅を狙えるので有効です。

ただし、中々このようにきれいに動くことはないので、このような形になるまで待つ忍耐が必要です。

これであれば、損切り位置やターゲットが明確になるので、初心者でも狙いやすいポイントの一つになるでしょう。

タートルスープについて

もう一つ、単純なブレイクアウトが跳ね返されやすい理由を挙げます。

先ほどの例でもお話ししたとおり、単純ブレイクアウトでプロの空売りは参入してこなさそうなことが分かりましたね。

そして、素人の空売りが入った次の日に水平線より上に戻ったところで買うのがタートルスープ(プラスワン)になります。

まず、素人の空売りが損切り位置に引っかかり、買戻しが入ります。

そして、ブレイクアウトした翌日株価が戻ったということは、昨日の下げが一時的なものと判断された買いが入ります。

そうすると、短期的、もしくは、そこが中期の転換点となれば、中期的な上昇が見込めるわけです。

中期的な転換点だった場合、ブレイクアウトで空売りを入れていたのなら、まさに底値売りをしてしまった場面になるでしょう。

偽ブレイクアウトを利用したトルスープの手法の解説

このタートルスープの手法が有効であることから立証されるように、ブレイクアウトの動きに吊られず、その後の動きによって戦略を立てると底値で売りを入れることはないでしょう。

具体的な対策

底値で空売りを入れてしまわないためには、水平線のブレイクアウトの作戦をやめることです。

チャンスは減りますが、勝率があまり高くないから、捨てても問題ありません。

次に、周期を確認します。

前回の中期的な下落転換から3か月目や6ヵ月目は、そろそろ転換してくる可能性があるので、注意しなければいけません。

私の場合は、値動きにもよりますが、空売りエントリーは、転換から1,2か月、途中ちょっと大きな修正を経て再度下落した場合は、4,5か月に絞っています。

そうすることで、底値売りを避けることができるんですね。

ただし、底値売りにはなりませんが、トレンド中でも一旦の安値で空売りを入れてしまう人もいるでしょう。

その辺の対策については、noteに書いてありますので、この記事と合わせて勉強していただけると役に立てると思います。

note記事

株式投資で高値掴みと安値売りを避ける考え方とそれを視覚化する方法