株式投資でポジポジ病になる原因と対策

この記事は、株のトレードをしていると、チャンスがたくさんあるように見えて、ついついエントリーしてしまうポジポジ病に悩んでいる個人投資家向けに書きました。

ポジポジ病になる原因は2つあります。

一つは、ギャンブル思考でトレードしていたり、正常な精神状態でないときにトレードしてルール外の箇所でエントリーしてしまうことです。

もう一つは、分析した結果チャンスだと思ったところがたくさんあるから、エントリーしてるだけの場合。

これは、基本的にエントリーポイントしか考えていないからです。

経験して克服した人でないと、ただのギャンブル思考になっているからやめろよくらいのアドバイスしかできないと思います(マーケットの教祖は、文章や話し方はきちんとしてるので初心者は分かった気になる)。

私も実際、ポジポジ病でした。

だから、ポジポジ病になる人の気持ちが痛いほど分かります。

その克服経験から記事を解説しましたので、最後までお付き合いいただければと思います。

ギャンブル思考に陥っている

根っから株式投資をギャンブルとして、丁半博打で参加するって人は、少なくとも、このブログの読者にはいないと思います。

ただし、真面目に勉強していても、気づかないうちに、ギャンブル思考に陥っている場合があるので注意が必要です。

ちなみに、デイトレードやスキャルピングだからポジポジ病になりやすいとか関係ありません。

それぞれ手法があるのだから、そういう問題ではないのです。

しっかり勉強している人でも陥る投資のギャンブル思考とは、感情的になってトレードしてしまうことです。

例えば、いつもの手法で5回連続負けてしまって、焦って自分が作った投資条件の半分しか当てはまらないところでエントリーしてしまったりすることです。

このように、自分の投資ルール外でトレードすることは、統計的に、どうなるのか分からないところでエントリーしているわけですから、ギャンブルしているのと同じなんですね。

規律と忍耐が必要

このようなギャンブル思考に陥らないようにするためには、規律と忍耐が必要です。

絶対にルール外のところでエントリーしないぞ、チャンスが来るまで待つぞ、とトレードする前に自分に言い聞かせます。

これらを守らないと逆にマイナスになると言い聞かせるといいでしょう。

ただ、ギャンブル思考が癖になると、失敗⇒反省⇒忘却⇒失敗の繰り返しで、またやってしまった!となるわけです。

すなわち、自分の失敗からも学ぶことができない。

なぜなら、次こそは次こそは、と思って意気込んでしまし、すぐに忘れてしまうからです。

また、損切りができていると、資産が大幅に減らないので、生き残れている分、大きな失敗を経験することができません。

私もポジポジ病のとき、損切りはできていたので、投資資産を大幅に減らすことはありませんでした。

その私が規律と忍耐について、意識を変えることができたのが、ジェシー・リバモア自身が書いた本です。

彼から順張りの手法を学ぼうしている人が多いかもしれないけど、重要なのは規律と忍耐を学べることだと思います。

何億ドルと稼いでいたのに、この2つがなければ破産してしまった経験談は、身に染みるものでした。

絶対にチャンスが来るまで待つ精神は、単純に、その言葉を聞くだけでなく、物語として読むことで、彼の経験を疑似体験することができます。

1日で読めるので、ポジポジ病で悩んでいる人は、一度じっくりと読んでみるといいですよ。  

筆者が持ってるリバモアの本

リバモアの株式投資術

私は、後半の漫画から読みました。

チャンスだと思っているからエントリーしている

ポジポジ病の対策記事を読むと、チャンスが来るまで待つ!根拠がないポイントは見送る!といった解説が多すぎてうんざりしている人も多いでしょう。

真面目に勉強している人なら、前半でお話ししたギャンブル思考ではなく、本当にチャンスがたくさんあるからエントリーしているだけって人もいると思います。

こちらの対策もお話ししていきますね。

エントリーしか考えていない

実は、トレードの勉強をすればするほど、エントリーポイントは無数にでてきます。

もちろん、その中には、それぞれのエントリーの仕方でフェイクが多く含まれているわけですから、失敗の数も多くなるでしょう。

そして、トレードで勝利するということは、利益確定ができなければならないということです。

世の中にはびこっている勝率中毒の人は、ここが理解できていません。

買いエントリーしてから、3日上昇して、その後、4日目で損切りラインより下まで急落したとすると、最初の3日間に利益確定した人は勝ち、4日目以降まで玉を持っていた人は負けになりますね。

エントリーした日は、同じでも勝率は変わってきます。

何が言いたいかというと、エントリーと同時にイグジットのおおよそのターゲットを決めておく必要があり、ターゲットが想定できないところでは、エントリーしてはいけないのです。

また、エントリーだけを考えている人の質問で多いのが、同じようなエントリーポイントがでた銘柄が複数あるときはどれを選べばいいですか?です。

これは、ターゲットだけでなく、損切りの位置も考えていないことが分かります。

損切りの位置がきつめに設定できればできるほど、ポジションを多く入れられるので、設定リスクは同じでも、エントリー方向へ進めば、より大きな利益が得られます。

多くの小遣い稼ぎのために書かれた流布本(駄本)では、エントリーしか書かれていないので、こういうところに気づけないわけですね。

分析方法がまずい

先ほど、ポジポジ病になる人は、多くの手法を学んでいる可能性があることを指摘しました。

多くの手法を学んだ人がチャート分析をすると、株価が動くところすべてとれるような気がしてくるのです。

しかし、実際はそんなことできるわけがないのです。

チャート分析をするときは、同じ法則で成功する場面、失敗する場面、値動きがなくなる場面すべて見なければなりません。

そして、実際にチャートの右端を隠して、再現性のあるエントリーポイントかつリスクを最小限に抑えられる損切りポイントでリスクリワード比率が1:3以上になるところ(1:3は最低条件)を探すのです。

こうやって絞れば、絶好のチャンスは中々来ないことに気づくでしょう。

スイングトレードなら1週間に2回くらいあればいい方で、分析段階で失敗する場面もたくさん見ているので、安易にエントリーすることはできません。

トレードのルール作りの基本は動画でも解説していますので、参考にしていただければ幸いです(チャンネル登録や評価ボタンを押していただけると励みになります♪)。

今回は以上です。