株式投資のリスクを解説

この記事は、下記の人へ向けた内容となっています。

こんな悩みを解決

  • 株式投資が気になるが具体的なリスクが分からない
  • どうして世間で株式投資が危険だと認識されているのか分からない
  • 値下がりリスクがあるのは分かるがどのくらいか教えてほしい

この記事で特に株式投資をおすすめしてるわけではありません。

私が株式投資を始めようとしたとき、リスクについてきちんと解説したウェブページがありませんでした。

せいぜい、値下がりリスクがあるとか倒産リスクがあるよってくらいの当たり前の情報(そんなの株をやったことない人でも分かるだろって感じ)しかなかったので始めるかどうかは、実際に稼いでいる人がいそうな気がしたのと好奇心だけで決めました。

そこで過去の自分のように、資産運用に目を向けた人がその一つである株式投資を検討するにあたって、自分の経済状況の中で株式投資のリスクが許容範囲内なのか具体的に確認することができる情報を自分の経験を元に綴りました。

私は、毎日投資の勉強をしているだけでなく、実際にリスクをとって株式投資をしているので株式投資のレポートを書くだけで実際に株式投資をしていない評論家(立場上もあるかもしれないが)では語れない実戦的な情報を提供できると思います。

株式投資の具体的なリスク

株式投資のリスクで誰でも思い浮かぶのが買った株が下がって損失がでるのではないか?ということではないでしょうか。

しかし、値下がりリスクが実際にどのくらいあるのかは感覚的に分からないと思います。

なぜ分からないかは、一概に知識がないからです(知識をつけるための第一歩としてリスクを調べ始めたと思うのですが)。

知識がないとなぜ理解できないかは、下のチャートフローから順に見ていくと分かるでしょう。

リスクが理解できない人

株式投資を始めたい⇒まずはリスクについて調べる⇒一般的で抽象的なリスクしか書かれていない⇒よく分からないので株式投資を始められない⇒リスクが分からない。

人間は、新しいことに挑戦することが苦手なので、このチャートフローの時点でモチベーションが下がり「やっぱりやめとこう」とか「また今度考えよう」ということになります。

これは何も株式投資の世界だけでなく起業だとか副業のアフィリエイトの世界でも同じことが言えてます。

そして、リスクを理解するために必要なチャートフローは、

リスクが理解できた人

株式投資を始めたい⇒時間をかけて勉強する⇒なんとなくリスクが分かる⇒少し実践してみる⇒勉強する⇒何年も繰り返す⇒自分の手法ではこのくらいのリスクがあるんだと理解できる。

このようなチャートフローでなければ、本当に本当のリスクを理解できないはずです。

私の場合は、株式投資の世界では、どうやら10%ほどの人が安定的に稼いでいるという情報で何か方法があるなと思ったことと好奇心だけで始められましたが、多くの人が同じような考えとは限りませんね。

図解!値下がりリスクについて感覚的に理解する

株式投資のリスクを疑似チャートにして視覚化

例えば、株がこれから上がると自分で予想します(今は分からなくても勉強すれば仮の予想を立てられるようになる)。

そうすると、今が底練り(底値圏で株価が動いている)していると判断しているわけで、底値の”アタリ”をつけることができます。

これが上の図の疑似チャートでは、仮の底として1000円に設定しています。

これより下がったら、予想はハズれたことになるので、損切り(決済をして損を確定すること)とします。

そうすると、株を買う位置によって自分がどのくらいのリスクをとっているか数値的に分かってきますね。

そして、どのくらいまで上がるのか想定しておけば、リスクとリターンの計算ができることになります。

今回は、リスクを視覚化するために単純な図で示しましたが、無数のパターンがあるわけです。

なぜ1000円を損切りラインとしたのか?どうして底値圏を動いているのかアタリがつけられるのか、どうして仮の天井を設定できるのか?疑問に思いますよね?

それは単純にあなたが知識不足だからです。

このように、株式投資は、知識を得てから実践することによりリスクをコントロールして運用することが可能なのです(もちろん、得た知識は分析してバックテストしなければ使えません)。

リスクへの対策

実際には、勉強をしてバックテストをしただけでは、株式投資のリスクを本当に理解しているかが分かりません(とりあえず、理解した気にはなりますが)。

これは、畳の上で泳ぎの練習をしていることと似ていて、実際にプールや海で練習や実践を繰り返さなければ本当のリスクを理解できませんね(知識なしとありで実践するのは大きな違いがある)。

株式投資のリスクを理解するために、リスクを最小限にして実践する方法は2つあります。

一つは、『トレダビ』のようなサイトでバーチャルな株式投資の練習を始めることで、実際に投資していたらどのくらいの損益がでるのか確認することができます(自分のお金が動かないので全く面白くないですが笑)。

ただし、バーチャルでの株式投資は、メンタルが全く鍛えられないといったデメリットがあります。

実際に、お金を張ってみるとバーチャルでできたことができないといったことが多々あるので、完全にリスクを把握することはできません(私は3取引くらいですぐに実践に移行しました)。

私と同時に株式投資の勉強を始めた人で、半年ほどバーチャルで練習していて収益を上げていたのですが、実践では勝ててなかったです(はじめは株の注文の仕方にも困ってました)。

それくらいバーチャルと実戦では違うのです。

株式投資をやったことがない人にとって、この辺は理解しづらいかもしれませんが、自分のお金が減ったり増えたりすると、そこに心を囚われて上手くトレードできないのです(これは投資でメンタルがなぜ必要か知るうえで必要な概念です)。

メンタルも同時に鍛えるには、やはりリスクをとって実戦で練習するしかありません。

そして、実戦でのリスクを最小限に抑えるには、低位株(数百円くらいの株価の銘柄)での最小単位(100株)での取引をするのがおすすめです(バーチャルの時は1000万円資金があるので大きく動かしたくなるが同じ単位で練習して感覚をなるべく同じにするのがコツです)。

儲けた損したではなく、自分が学んだどの手法に優位性があるのかデータをとっていくのです。

低位株での株取引(180円の株なら100株で18,000円)は、10万円ほどあれば余裕をもって始められるし、想定できる損益も通常であれば数千円ほどです。

逆に、これでもリスクと感じるくらいの経済状況なら株式投資を始める時期ではないかなあって思います。

ちなみに、私の場合は、はじめに50万円ほどを証券口座に入れて、大丈夫そうだなって思えてきたら徐々に資金を増やしていきました。

たまたま儲かった人は、地獄への片道切符!

ここまでお話しした中で、一番のリスクは株式投資の知識がないのに始めることです。

しかも、始めたばかりの時に大きく儲かってしまうと、ギャンブルと同じで、私だけは絶対に損はしないと考えてしまいリスクヘッジができなくなるので、結果、再起できないほどの致命的なダメージを負うのです。

その結果、その人は、「株なんて危険なものには手を出してはいけない!」と周りに語るでしょう。

会社の倒産リスクについて

購入した株の会社が倒産や上場廃止となれば、株式の買い手がいなくなり、株式の価値がなくなるので、買った分のお金は無くなってしまいます。

では、これをもって株式投資は危険だ!と言い切れるでしょうか?

もし、倒産リスクを多くの人が敏感に考えているのなら、毎日寝ても覚めてもいられない気分で過ごさなければなりません。

なぜなら、多くの人がサラリーマンとして会社で働いているからです。

聞いたことがあるかもしれませんが、日本の企業の約99%は、中小企業です(総務省 「事業所・企業統計調査」より)。

中小企業の場合、新興上場企業と呼ばれるマザーズやジャスダックの企業より倒産リスクは高いことが多いのがほとんどではないでしょうか?(もちろん、優良な中小企業はたくさんあると思います)

もちろん、お勤めの方なら、会社が倒産しても自分の現在の資産が消えるわけでもないし、転職すればいいでしょう。

しかし、転職後の所得減や転職先が見つからなかったり、失業保険がもらえるとしても満額ではないリスクがあります。

では、この人たちがどこでも再就職できるよといったらどこに就職するでしょうか?

もし、何もやりたいことがなければ、安定している大企業を選ぶと思います。

なぜなら、倒産リスクが少ないからですね。

株式投資も同じで倒産リスクが少ない会社を選ぶことが可能ですし、大不況でもない限り、ボンボン倒産するなんてことは考えれません。

逆に、リスクをとっても短期間での成長を期待したい人は、新興企業を選ぶこともできます。

私の場合は、倒産リスクを最小限に抑えるため、東証一部上場の中でも優良企業と判断されている日経225やJPX400に選定されている銘柄しか手を出さないようにしています。

さらに、その中でも不正体質がある会社や不祥事が起きた会社などは徹底的にハズしてリスク回避をしていますね。

こういうチャート以外の情報から銘柄選びの基準にすることをファンダメンタルを組み入れた投資と呼びます。

流動性の問題なんて不動産と比べれば屁みたいなもの

上場している株式は、一般的に流動性が高い資産と位置付けられています。

これから最小単位で始める人なら買った株の買い手がいなくて現金化できないなんてことを考える必要はありません。

もし、あるとしたら会社が倒産するような大損害を受けてストップ安が連続することですが(それでも0になる前に早めに注文を出せば売買が成立するし1日で終わりなんてことは考えられません)、ゼロとは言いませんがほぼないでしょう(配当が高すぎるリスクの高い株式に手を出してたら別です)。

それ以外に流動性の心配をする必要があるのは、一回の取引で1億円くらい取引したいお金持ちの方ですが、出来高の高い銘柄を選び(自分で選ぶことができる)、ニュースに出るような不祥事銘柄を避ければ良いのです。

蛇足ですが、東証一部の企業でも株をやってれば、不祥事体質の企業は分かります(過去に何度もやっているのでまたかって感じ) 。

株価が割安になると欲がでて不祥事株を買いたくなります(軽い不祥事なら復活する場合が多い)が、リスクを避けたければやらないようにすればいいだけです。

信用取引によるリスク

信用取引とは、証券口座に入っているお金や株券を担保に資金以上の買いの取引をしたり、株を借りてきて持っていない株を売る(空売り)ことです。

日本の株式投資では、信用取引は証拠金の3倍まで認められています。

お金や株を借りて取引していることから、借金を背負うようなリスクがあると勘違いされています。

しかし実際は、自分の口座に入っている以上の損害は、すっ天井で信用額満タンで買っていて史上最大の暴落を受けた時でないと起こりえません。

なぜなら、株にはストップ安とロスカットの制度があるからです。

ストップ安のないFXの場合は、1日でロスカットまで到達する場合もありますが(売買成立が追い付かず自分の口座以上の損害が出る場合もある)、株式投資では”よっぽど上手くやらない”と借金を背負うことはできないでしょう。

なぜ、信用取引が危険なのかは、バブル時代に信用取引目一杯で天井まで持っていて、下がっていくのを何の手当もせずにまた上がるだろうと待っていたら底まで下がって借金まみれになった人がいたり(それでも信用枠がなくなれば決済されるので謎)、空売りされると株が下がるという国の政策や買うことによって手数料が稼げていた昔の証券会社のプロパガンダなど諸説ありますが、対処法は簡単です。

それは、単純に信用取引を使わず現物取引をすればよいだけです(リスク0)。

そして、リスクが理解できたら空売りに挑戦してみればいいでしょう。

世間の目に対するリスク

株式投資を始めたときだったり、儲けたときなんかは、周りに話したくなるのが人の心です。

しかし、あなたが感じるのは、冷ややかな目線か適当に話を流される、もしくは嫉妬されるのがオチで、9割方の人があなたのことをすごいとは認めないでしょう。

むしろ、世間では株が危険だと認識されているので、ギャンブル性の高いあぶないことをしている人だとか、自分たちとは違う人種、はたまた詐欺師扱いされてしまいます。

これを避けるには、株式投資していることを言わなければいいのだが、どうしても言いたくなるのでマインドセットが必要です。

株は危険だという世間の認識

どうして、世間では株式投資は危険だと言われるのでしょうか?

私個人の見解ですが、株式投資は人間の本質が見事にでるものだからだと思います。

相場でも人間の習性と逆に動くから多くの人が判断を誤ってしますが、失敗した人は、恨みつらみを周りに吐きだし、成功した人は、人間の嫉妬を避けるため黙りこむ。

株式市場では、9割方の人が負けていると言われています(実際に統計をとってないので分からないが恐らく信じられないようなエントリーの仕方をしている人がたくさんいると思う)。

9割全員が恨みつらみを吐かなくとも多くの人が株は危険だと後世に伝えるでしょう。

ロンドン市場で世界初の株式市場が開かれるよりも100年ほど前の約300年前日本では、すでに米の先物取引が行われていました。

また、江戸時代では、無尽と呼ばれる相互扶助から始まった投資がありました。

さらに、日本の子供は、世界でも数少ないお小遣い制度があるので、自分でお金をコントロールすることに慣れているはずなのです。

このように本来日本人は、投資が上手な民族のはずですが、戦争による国民貯蓄組合法による高齢者からの貯蓄マインドの引継ぎとバブル崩壊による株の暴落、20年間のデフレによる消費を減らし貯蓄をするのが正しい=株は危険という認識がチャンスをつかめたはずの投資家を減らしているのではないでしょうか。

以上、株式投資のリスクについての個人的な見解でした。

なお、今回お話ししたリスクが受け入れられるので株式投資を本格的に勉強してみたい人は、『【株式投資の仕組みを完全理解】初心者が儲けるために始めること』という記事から読み始めると株式投資の世界の概要が分かります。

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