株式投資で必要なメンタルについて

この記事は、下記の悩みや疑問を持つ個人投資家向けに書きました。

こんな悩みを解決

  • メンタルが弱いと投資は上手くいかないのか?
  • メンタルが弱いので投資が上手くいかない(と思っている)
  • トレードでのメンタルの鍛え方が知りたい

株式投資を行う上で、メンタルは、強い方がいいのですが人間なので限界は知れています。

どんなに屈強なメンタルの持ち主でも金と銀という漫画に出てくる金持ちに裸で飼育される状態になれば、メンタルは崩壊するでしょう。

では、一部のメンタルのスペシャリストでなければ相場で生き残れないのでしょうか?

いや、そんなことはありません。

投資には投資に必要なメンタルがあるのです。

投資に必要なメンタルとは、考え方を変えることであり、根本的な考え方が変わることです。

そうすると、今、自分がやっていることは間違いではないと迷いが消えるものです。

迷いが消えれば、検証や研究どおり相場を張れるので自分の実力に近い力を出すことができるでしょう。

この記事では、株式投資に必要なメンタルを安定させるための考え方と具体的な対策について書きました。

ウェブ記事には、書籍の受け売りのような正論を書いただけで、実際の相場で、どのように応用すればいいのか分からない”精神論的な”メンタル強化論がたくさん書かれています。

ある程度、相場で場数を踏んでいる人なら、確かに役に立つかもしれません。

しかし、この記事では、実際に私が相場で苦しんで出した現在の答えを書いているので、それらより実践に結び付けやすい内容になっていると自負しております。

株式投資でメンタル(精神が安定した状態)が必要な理由は一つだけ

株式投資に必要なメンタルとは何でしょうか?

それは、平常心を保てることです。

値動きを見て、感情的になるのではなく、戦略を立てられる冷静さが必要なのです。

そうすれば、自分が分析・検証したとおりにエントリー、損切り、利益確定ができるし、そのことだけを考えられるようになるのです。

例えば、値動きが逆行した時に、うわーどうしよう!とかまたマイナスかよ!という感情は、全く必要がなく役に立ちません。

だから、株式投資で必要なメンタルは、値動きを見ても含み益や含み損を見ても、精神が安定している状態でいられるようにすることだけです。

本当にただそれだけでよくて、それ以上でも以下でもありません。

そこに、神秘的なテーマや実践に結び付かないポエマーな話はいらないのです。

これらは、時間の無駄になるでしょう。

5つの具体的な対策

これから、メンタルを安定させて実践に臨むことができる5つの対策をお話ししますが、前提条件があります。

株式投資のメンタルとは、負けても負けても、ただ、我慢強く、辛抱強く耐えるだけというマゾ的なものではありません。

そういった精神論で精神を鍛えることを実践しても、ただ痛みに鈍感になるだけで、株式投資が嫌いになるでしょう。

私が考えるメンタルの強化とは、株式投資で我々を苦しめる元となる考え方を無意識レベルで変えることです。

この本質が分かれば、時代ごとに出てくるマーケットのメンタル教祖の動画などのコンテンツを見続けて、無駄な時間を捧げる必要はないのです。

株価が次の日に上がるか下がるかは誰にも分からないと心から理解する

人間が精神的にダメージを受けるときの一つに、期待が裏切られたとき、というのがあります。

株式投資で言えば、何千回も検証や練習をして、実際のマーケットでその通りにポジションをとれたのに、思った方向へいかず期待が外れるときです。

しかし、これには、根底的な考え方の誤りがあります。

株式投資では、高確率で動くようなパターンはありそうですが、実は、明日以降の相場で100%予想通りになることは絶対にあり得ません(断言できます)。

もし、100%当て続けることができる人がいるなら、毎日全財産投資して、資産が何兆円、いや何計、はたまた何垓円いくでしょう。

そんな人は、この世にいませんね。

過去の検証を何万回検証して練習しようが、外れるときは外れるのです。

誤解を恐れずに言えば、予想は外れて当然なのです。

このことを本当に心の奥底から理解してないと、どんなに歯を食いしばって頑張っても、ただただ我慢強い人になるだけでしょう。

何度も言いますが、どんなに強靭なメンタルの持ち主でも人間には限界があるのです。

これは、どんなに筋トレで鍛えても、特にトレーニングしていない北極熊に素手で勝てないことに似ています。

多くの人がマーケットを支配しようとしている

あなたがいくら、3年で億トレーダーになると目標を立てて、そのために1か月の収益が何百万円以上必要だと考えても、マーケットはそれを汲んではくれません。

あなたが明日から株価が上がってほしいと願ってもマーケットからしたらそんなことは知ったことではないのです。

これは、人間関係で言えば、他人をコントロールできないのと似ています。

このことが分かっていなければ、自分の思い通り相場が動かないと焦りだし、メンタルが崩れるのです。

だから、決して、マーケットを自分の思い通り支配しようとしてはいけません。

欲望を減らし急がない

これは特に、機会損失を嫌う人に多いのではないでしょうか?

大きな上昇に乗れなかったりすると、悔しい気持ちになる人がいますが、そのマインドを変えることは重要です。

自分が損をしていないのに、損をした気分になり感情を揺さぶられるのです。

どんな波もすべて取る必要はないという気持ちを持ち、取れるところだけ取って、後は損をしなければOKという気持ちでいればマインドは崩れようがありません。

どの波も取ろうとするのは、欲に目がくらんでいる状態で、相場中毒になっています。

相場中毒は、狂戦士と同じで自分をコントロールできない状態にあり、マインドの安定と程遠い位置にいます。

時に、ポジポジ病になり、勝ったり負けたりして精神力を削っていくだけです。

回数をたくさんこなしても勝ったり負けたりすれば結局そんなに利益にならないという考えを根底に持つことで解決しますよ。

ゆっくりとした売買を心掛ける

先ほどの機会損失を怖がるマインドと関連しますが、相場はゆっくりとした売買を心掛けることで、メンタルが安定します。

機会損失を恐れ、早く売買しようとすると、ミスが増えてメンタルが安定しません。

この対策は、色々なところで言われていますが、生活費を稼ぐために売買をせず(専業なら何年か分の生活費と別の資金で相場を張る)余裕資金で投資することに尽きます。

極論は、お金を稼ぐためではなく技術力を上げるためにやっているのだと考えることです。

そうすると、結果は後からついてくるものです。

これは、スポーツや将棋などの知的ゲームと同じですね。

お金のためだけではなく、上手くなりたい気持ちが大事です。

投資は、その性質上お金が先行してしまうので、このように考えるのが難しいのが問題ですが、このように考えることができれば、感情が揺さぶられることが少なくなるでしょう。

こういった概念は、再現性があり、技術力によって成績が上下する投資手法にすると認識しやすいです。

また、今月は、ゆったりと少ない銘柄だけで売買してみる!といったようなことを試してみると、驚くほど、大きな目でチャートを見れるようになりますよ。

手法が合っていない

最後に、あなたがマーケットに参加した時、メンタルが崩れるなら、それは手法が自分にあっていないかもしれません。

株式投資の手法は、数多ありますが、どんな手法でも優位性があれば、成功する可能性があります。

しかし、自分の性格にあってなく、単純に億トレーダーが使っている手法だからなどといった理由で、選んだ場合は、メンタルが崩れやすくなります。

手法の合う合わないの理想的な判断は、ポジションを持っているときに心地良さがあるかどうかです。

経験が少ない人は、理解しづらいかもしれませんが、株価が上がっても下がっても大丈夫だなという心地良さです。

それを多く感じられる手法があなたに合っている手法と言えるでしょう。

反対に、ポジションを持つと不安で仕方がない人は、手法が合っていない可能性があります。

私の場合は、テクニカルトレーダーのような一発必中は性格に合わなく、どうしても心地良さを感じられなかったので、今はやっていません。

(もちろん、過去の実績を見ていただければわかるのですが、テクニカルトレードでもトータルプラスを実現していましたが、、、)

私がトレードの勉強をした中で投資のメンタルの考え方に影響を受けたのがゾーンという書籍です。

ぶっちゃけ、テクニカルトレードのメンタルについては、この本で本質はすべて理解できるので、他の余計な情報は遮断してもいいくらいです。

【無料あり】ゾーン 最終章──トレーダーで成功するためのマーク・ダグラスからの最後のアドバイス

今は、毎日、今日は上がっただの、下がっただのからは卒業して、値動きに合わせて建玉するリズム取りを主としたやり方に変更しました。

テクニカルトレードは、合理主義な西洋の人が得意とするやり方だと思っていて、日本人には、買いと売りのバランスで陣を張っていくリズム取りの方が向いている人が多いと個人的には思います。

私の手法については、「株式投資の手法公開【普通の人が地味に利益を上げ続けるやり方】」で公開していますので、手法づくりの参考の一つにしていただければ幸いです。

今回は以上です。