株の下落トレンドの損切り

この記事は、下記の悩みを持つ個人投資家向けに書きました。

こんな悩みを解決

  • 下落トレンドでの空売りの損切りポイントを教えてほしい
  • 下落トレンドで買いの損切りはいつするのか?
  • 下落局面での損切りの心構えが知りたい

私は、評論してお金を稼いでいるわけでなく、実際に株式市場にお金を投じて利益を上げている実践家です。

だから、下落トレンドの損切りの仕方についても抽象論ではなくできるだけ具体的にまとめました。

実績公開

【証拠画像】2018年12月までの株式投資の実績(現在2019年8月まで公開)

※収入報告は4ヶ月に一度行っています。

記事の前提として、トレーディングでの下落トレンドの損切り方法をお話しします。

長期投資などでは、またやり方や考え方が異なるのでご注意ください。

長期的な投資の考えを含めた損切り自体の本質的な考え方は下記の記事にまとめていますのでご参考いただければと思います。

関連記事【脱初心者】株式投資の損切りのやり方【具体例と本質的な考え方】

買いの損切りについて

買っていた株が下がって下落トレンド入りしてしまったのでどうしよう・・・。

こういう方が多いかもしれないので、少しお話しすると、そもそもトレーディングをしているのに戦略なしで下落トレンド中に買いポジションを持っているのはおかしいと認識し直す必要があります。

もし、持っているとしたら、株価が相当に下がってきた後、もみ合いになったので買いエントリーした後、レンジの下限を割ったのに損切りができなかったことが原因というのが多いでしょう。

大きな流れから見たら下落トレンドだったとわけです。

もし買いを持っていた場合の対処法

ただの評論家であれば上記の記述で終わるでしょうが、もう少しアドバイスを付け加えていきますね。

私が下落トレンドに巻き込まれたときはエリオット波動で下落局面のどの位置にいるかを考えます。

買った株が下落トレンドであっても、もう底付近であれば時間がかかりますが、持ち直すこともあるでしょう(安定株が条件)。

底を予測するには、まず、今の下落トレンドがエリオット波動の推進波か修正波なのかのシミュレーションを立てます。

そして、その両方の波のどの位置にいるのかを予想して、まだまだ下がると思えば、今すぐ損切りをするか、波動が読めるなら少し上昇したところで損切りしていくかになります。

下の図を見てください。

下落トレンドの損切りをエリオット波動で解説

まず、エリオット波動の結果②であった買いエントリー(上昇の修正波と思ってエントリーした?)が前の安値を割り込んで下落トレンド入りした場合、本来なら割った時点で損切りする必要があります。

②~③の下落は、上の図では値幅が小さく見えますが、実際は結構大きいので恐怖を覚えるでしょう。

損切りしそこなった人は、④あたりまで上がると読んだのならその辺りまで持っていって被害を少なくできますが、波動が読めない人は今すぐ損切りしないと、さらなる下落が待っている可能性がでてきます。

次に、④からの下落で③の安値で反発するだろうと予測して見切り発信で買った場合ですが、そのあと、サポートラインを割ってしまいました。

この場合も、基本はサポートラインを割りこんだところで損切りすべきですが、例えば、エリオット波動⑤が近いので、この一連の下落の終わりが近いと思いエントリーした場合は、持っていることは可能です。

しかし、一発でかなりの額を投入した場合はかなり苦戦するでしょう。

こういう場合は、エントリー前からさらなる下落を見込んで戦略的分割売買による資金管理が必要だからです(早めのエントリーはファンダメンタルでいつ反発してもおかしくない状況のようなときに早めに仕込んでおきたい場合などに有利です)。

空売りの損切りについて

下落トレンドは、空売りエントリーが基本です。

損切りポイントは、下落トレンドでエントリーしたのに上昇トレンドに転換していた場所やリスクリワードレシオを計算して有利な位置でエントリーした後、損切りポイントに達したなどがあります。

具体例

下落トレンドの空売りの損切りポイント解説

上の図を見ると、上昇後、トレンドラインの内側に入り再び上昇したがトレンドラインがレジスタンスラインとなって下落しました(b→c)。

その後、cの位置でaを割り込んで再上昇しましたが、bの位置まで上がらずに下落したので、これを下落トレンドのはじまりではないか?と読みます。

そこで、1回目の空売りエントリーをするのですが、前の安値であるaがレジスタンスラインとなるとみて、これを越えたら損切りするように設定します。

なぜなら、これを越えてくると、短期的には含み損を抱えている人が少なくなるし、大波動の修正波であった可能性が出てくるので、さらに大きく上昇する可能性がでてくるからです(このあたりは、200日MAの上か下なども判断材料になります)。

そして、もう一つの空売りエントリー③ですが、これは単純にボックスを割り込んだところでエントリーしてボックスの下限を回復したら損切りします。

これは、その位置が一旦の底で三尊底になる可能性があるからです(下落の可能性が高いので買いエントリーはしないほうがいい)。

注意点:買いエントリーとの違い

空売りの損切りは、買いの損切りよりも厳格にする必要があります。

なぜなら、基本的に6ヶ月の期間があり配当日には逆日歩がとられるからです(例外もありますが手数料が割高になるので私は今のところ使いません)。

また、現物買いの維持手数料が必要ないのに比べて、維持するのに手数料がかかるので、トレーディングならより短期決戦で挑んだほうが有利に感じます。

あまりよろしくないのですが、株を買ったのなら何十年持っていても損をすることはありません(会社が倒産しない限り)。

この理由から、空売りの方が長期戦になればなるほどメンタル的にもきついのでミスをしやすいのですね。

しかし、短期間で大きく下げることが多々あるといったうまみがあるので使わない手はありません。

以上で解説を終わります。

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