グランビルの法則買い場1(ゴールデンクロス)の解説

この記事は、下記の人へ向けた内容となっています。

こんな悩みを解決

  • ゴールデンクロス(GC)で利益が上がらない
  • GCでの優位性を上げたい
  • グランビルの法則買い場1との関係性を知りたい

記事を読むことで、ゴールデンクロスでの勝率が飛躍的にアップすると思います。

実際に私がエントリーポイントや株の需給バランスを読むのに使っていて、その経験から単純な用語解説に終わらず分析の仕方も濃い内容でお話しできると思います。

初心者ノート

ゴールデンクロスとは、移動平均線の短期線が中期線を下から上に抜く箇所で上昇への転換の可能性がある箇所として多くの人に認識されるポイントです。しかし、だましも多いので実際にエントリーするには、株の需給バランスを把握する技術が必要になってきます。

ゴールデンクロスの解説

ゴールデンクロスとグランビルの法則の買い場1

グランビルの法則買い場1番の箇所を示しています。

「グランビルの法則買い場1番は、ゴールデンクロスなので使えない」

こんな記事を見かけることがあるのですが、個人的には本質がズレていると思っていて、買い場1番は、上昇の足掛かりとなっているポイントなので、フェイクのゴールデンクロスを含んではいけないと思っています(上昇初動がグランビルの法則買い場1なのだからフェイクは初動ではないからグランビルの法則買い場1と言えない)。

とはいっても、実際に時間を送ってみないことには、正解かどうか分からないのだから使えないのでは?という意見が出てくるのだろう。

そこで考えたのが、グランビルの法則の買い場1は、優位性の高いゴールデンクロス(本当は100%のはずだが、相場に100%はないのでエントリー前は最低でも優位性が高い場所でなければならない)で、それが答えだと私の中のグランビルがささやくのです。

単純なゴールデンクロスの場合、短期線が中期線を下から上に抜くという要件だけなので、それだけで考えるとたくさんのフェイクに引っかからないと本物を引き当てることができないので利益より損益が多くなる場合も出てくるでしょう。

ただし、個人的には、だましと本物を見分ける技術が必要(難易度中くらい)だが、底値圏なので相対的リスクが低いと思っていて、初心者でも見極める能力を高めて優位性が高い箇所でエントリーできるようにしておくと利益アップにつながるのではないかなって思います。

ゴールデンクロスの優位性を上げる基本

底値圏の株価の流れを滑らかにした動き

底値圏から上昇に転じる株価の流れは、1ヵ月ベースで滑らかにした場合、上の図のようになります。

私の場合、この流れを視覚的に把握するため、移動平均線の25日線を利用しています(移動平均線が使えないと言ってる人は、こういう使い方を知らずエントリーポイントを探せないから使えないと言ってるだけかなあって感じてます)。

これに5日線を加えると大体下記の図のような動きになります。

25日線で描いた滑らかな株価の動きに5日線を加えてGCの位置を把握

この2枚の図から分かることは、株価が下落⇒もみ合い⇒上昇と動くことを想定するなら、ゴールデンクロスの優位性は、底値圏前半よりも後半にあるということです。

私の分析した結果、上を向いている25日線を下から5日線が越えた時の方がさらに優位性が高かったですね(分析後、本を読んでいたら載っていて意外と有名な話だったので基本として掲載)。

ただし、ゴールデンクロスやグランビルの法則買い場1番にこだわっていると下のような上昇を見逃す場合があります。

グランビルの法則1番が発生せずに上昇してしまったパターン

このように、もみ合い相場でも1回目のゴールデンクロスがフェイクかどうか迷っているうちに、株価がしばらく25日線と並行した後、上昇してしまうパターンもが多々あるので、このパターンを覚えておくと役に立つと思います。

ちなみに、25日線の上をしばらく横ばいした後、黄緑の点線のように下がって言った場合、一旦、下げ止まったとしても、かなり弱い動きになるので買いは控えたほうがいいです。

私の場合は、そういうのは監視銘柄からハズしていますね(忘れてて間違ってエントリーしないように)。

そして、ゴールデンクロスのフェイクと本物を見極めることを言い換えると、もみ合いの上昇からのGCなのか上昇トレンド入りする上昇でのGCなのかを見極めることになります。

この考え方を持つことで、単純に短期線と中期線のクロスを狙うといった概念(単純な判断)から一歩上の見方ができるようになるのです。

そして、それを実践するには、一つ一つ多くの人が意識するだろうポイントを探りながらフェイクと本物を見分ける必要があります。

そこまでしても100%正解を引くことができないのが相場なのですが、今までよりかなり優位性の高いポイントでエントリーできるようになると思いますよ。

実際の分析の仕方の例

裁量トレードの場合、色んな指標を使うことができますが、その指標に意味がなければなりません。

つまり、形だけのシグナルを強引に引っ張ってきても優位性は高いとはいえず利益を上げられないし、メンタルが持ちません(つまり、多くの人が意識しているだろう指標を持ってくることが重要)。

ここでは、私が実際にしている分析の仕方の一部(文字の都合上)を下のチャートで公開しますので、トレードの参考にしていただければ幸いです。

グランビルの法則1番の実践チャート解説

上昇へのゴールデンクロスが本物かどうか見極めるには、まず、5と25の絡み方に注目します。

左の下落トレンドから5日線が上下しながら段々と25日線に近づいているのが分かるでしょうか?

まず①と②の株価のボラティリティを底から確認してみると、②の方が①より上昇率と上昇の日柄(①は2日、②は3日程度)が高いですね。

そして③や④になるとさらに上昇率が高まり、上昇日柄は③が5日④が6日となっています。

ここから言えることは、売り物が減ってきて買いの需要が増えてきたのではないかと読むことができることです。

そして、③あたりで1回目のゴールデンクロスが発生しているのですが、クロスした時には、株価は下がっているので、フェイクには引っかかりませんね(③の上昇もとれるのですが、また今度解説)。

グランビルの法則1番の実践チャート解説(さっきと同じ)
(上まで戻るのが面倒くさいと思うから、もう一枚同じチャートを乗せました)

④の位置でGCが発生したところでは、前の高値で株価が下がっているので、もみ合い相場の可能性が高いのでGCで買ってはいけません(もみ合い相場はフェイクが多いって話を覚えてますか?)。

⑤の上昇は、下落途中の反発なので無視します(もみ合い相場でエントリーするなら前の安値か高値なので中途半端な位置は無視、他にも無視する理由や1日2日エントリーして利益がとれる方法がありますが、今回は割愛)。

そのあとに、前の安値辺りでしっかりと底を固めたあとギャップを開けて大きく上に飛び出しました(チャートでは見えませんが出来高を伴っている)。

また、株価が底をついただろう地点から3ヵ月目に突入しました。

このあたりで本格的にエントリーしておいて、次の日の大陽線で買いを追加します。

この時点ではギリギリゴールデンクロスが発生していませんが、状況からクロスするだろうということでエントリーするのです。

次の日の上放れた陰線コマで、最も優位性が高いゴールデンクロスである5日線が上を向いている25日線を下から抜いたので、前の高値で止まっていたとしてもキープします(上に抜けるのではないか?と勝負をする、日柄4日でここまで上げたのでボラティリティも高い)。

次の日からまた下げてきたら、グランビルの法則買い場2になる可能性が出るので、一旦区切るかキープして下がったところを買い増しする作戦をとります。

ところが、株価は下げずに小幅調整をしつつ動いているのでレンジは抜けた=上昇トレンドの可能性を見てキープしていきましょう。

このように、単純にゴールデンクロスだけで判断するのではなくて、移動平均線や株価のボラティリティ、日柄などに注目しながら株の需給関係を探っていきつつ利益を上げていくのです。

もちろん、テクニカルでは優位性がありますが、突発的な事象があれば、このようにきれいに動かない場合もあるので、過信せずに損小利大でトレードしていきましょう。

以上、グランビルの法則買い場1、すなわち優位性が高いゴールデンクロスの解説でした。

人気記事株式投資の手法公開【普通の人が地味に利益を上げ続けるやり方】